









本体価格:¥9,500-
<染付 師弟之図 長角皿>
時 代:江戸中期 宝暦~寛政年間 1750 -1780年代
状 態:見込み絵柄の中に、ところどころピンホールが出ています。裏側(側面)にも、数は少ないですが、いくつかピンホールが見られます。高台の一辺に、割れ目が一つ見られます。恐らく焼成中に出来たのではないかと思われます。この部分は上段一番右、それに下段一番右の画像で確認できます。座りについてですが、テーブルに置いた状態で右側の見込み部分を指で押すと、『カタッ』とし、放すと元に戻ります。高台の接地部分が若干偏っているようです。
サイズ:長径20.6cm 短径11.6cm 高さ4.0cm 高台15.5cm x 7.3cm
状態の項では、高台の割れ目など評価上のマイナス材料について記述しましたが、見込みの絵柄自体はしっかりとしており、なかなか珍しいものです。杖を持った老人と唐子童子が描かれているのは、はてさて、どういう話に基づいているのか定かではありませんが、老人と童子との関係性には、それなりのストーリーがあるのでしょう。およそ250年前、江戸・宝暦期の古伊万里の絵師は何を伝えたかったのか気になるところです。
※ 古伊万里などの商品は手作りによる骨董品のため、カタチのゆがみ、色のむら、ホツ、ソゲ、ニュウなどある場合がございます。