ABOUT

『伊万里丸』は、古伊万里を中心とした日本のアンティックの魅力をお届けしています。 江戸時代の始め頃、肥前の国、主に有田地方で焼かれた古伊万里たちは、伊万里港から積み出されて海外の市場へ、日本各地の市場へと拡がってゆきました。そして、古伊万里は江戸、明治、大正、昭和、平成、令和と数百年もの時代を経てきました。ギャラリーショップ『伊万里丸』の出品アイテムの多くは、江戸時代・宝暦期 (1751- 1764) から明治時代(1868 - 1912) に製作された陶磁器です。 伊万里丸オーナーは、長年グラフィックデザイナーをしています。 数十年ほど前にヨーロッパを旅した折、ロンドンやパリの骨董市を覗いてみて、骨董に関心を持ち始めました。帰国してからは、京都の東寺、北野の骨董市などに足繁く通うことになり、コレクションも徐々に増えていきました。当然のことながら、それらの大半は古伊万里でした。 古伊万里はモダンなインテリアにも合う素敵な『和のモノ達』です。 気に入った蕎麦猪口をカップにし、小皿をソーサーにしてコーヒーを飲んだり、小さな剣山を蕎麦猪口に入れ、花を飾ったりして古伊万里を楽しんでいます。因みにオーナーは、なます皿をサラダ用に、明治期の印判皿に主菜を盛りつけたり、カレーライスを頂いたりしています。また、シンプルなホワイト系の洋食器などとコーディネートして普段使いにするのも楽しいものです。そんな風にして、古伊万里を生活の中に取り入れてきました。 日本人のライフスタイルは、どんどん変化しています。衣食住である服装も、食べ物も、住まいも、変わってきています。そういった変化する生活の中にあっても、何がしかの『和』を取り入れたいものです。とりわけ、若い人達には、「1点でもいいから日常の中で実際に使ってほしい・・」、「そして古伊万里の良さを感じてほしい・・・」と思うのです。そんな想いを以て、古伊万里のギャラリーショップ『伊万里丸』を立ち上げました。 伊万里丸オーナー