









本体セット価格:¥7,500-
<古伊万里 染付 微塵唐草文 向付 2客セット>
時 代:江戸後期 寛政〜文化期
状 態:2客ともホツやニューなどがない美品です。ただ高台に経年のスレが多少見受けられます。一方の器の畳付きに微細なハマグリが見られますが、これは経年のスレと同じレベルのものと理解できるのではないでしょうか。上面からの画像でお判りのように、上段画像の器の内側壁面にソバカスがいくつか見られます。
サイズ:口径 8.7cm 底径 4.8cm 高さ 6.2cm(参考寸法)
古伊万里の定番装飾文様としてポピュラーな微塵唐草文 (みじんからくさもん) の向付けです。染付顔料の呉須 (ごす) の発色が良く微塵唐草文と鹿の子文(かのこもん)とのコントラストが綺麗です。見込みの環状松竹梅の描き方から、製作年代は1790年代前後、江戸の寛政~文化期頃ではないかと思われます。高台の銘は『成化年製』(せいかねんせい)。これは中国明代の成化期 (1465-1487) を表していますが、実際にその頃焼かれたものではなく、中国の景徳鎮(江西省)の民窯が古い最盛期の官窯の年号を使ったため、それが肥前、有田にも伝わりました。普段使いや、ぐい飲みにも合う向付けです。
※ 古伊万里などの商品は手作りによる骨董品のため、カタチのゆがみ、色のむら、ホツ、ソゲ、ニュウなどある場合がございます。