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161-b 古伊万里 KOIMARI 染付 輪宝文 蕎麦猪口

13,200円

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本体価格:¥12,000- <古伊万里 染付 輪宝文 蕎麦猪口>  時 代:江戸中期、明和~文政年間、1770 -1810年代 サイズ:口径 8.4cm 底径 6.3cm 高さ 6.4cm 状 態: 見込みに極小のピンホールが、いくつか出ており、細かなソバカスが一つ見受けられます。内側壁面にもソバカスが一つと小さなピンホールが出ています。そして胴体外側にもピンホールが一つあるくらいです。上面画像を見ていただくと口縁に心持ち楕円が入っているのが判りますが、座りもよくホツやニュウのない完品と言えます。 この蕎麦猪口の文様には二通りの理解があるようです。一つは『輪宝文:りんぽうもん』、もう一つは『瓔珞文:ようらくもん』です。 「輪宝」とは、あまり聞き慣れない言葉ですが、密教で用いられる法具の一種で、もともとは古代インドの打擲(ちょうちゃく= 拳や棒でなぐること、打ちたたくこと)武器だったらしいです。形としては、船の舵のような車輪の形を思い浮かべるとよいかもしれません。それがデザイン化され、蕎麦猪口の意匠として連続模様になったというのが『輪宝文派』の理解。 その一方で、この蕎麦猪口の文様を瓔珞文(ようらくもん)と捉えている『瓔珞文派』も多いようです。上方から垂れ下がるペンダントのようなものが、視覚的に瓔珞(ようらく=金や銀、珠玉などに糸を通して首、胸、腕などに付けた装身具)に見えるからでしょう。伊万里丸は、近年の刊行物に従い、便宜上「輪宝文」としていますが、さて、あなたは輪宝文か、瓔珞文か、どちらで理解されているでしょうか。 ※ 古伊万里などの商品は手作りによる骨董品のため、カタチのゆがみ、色のむら、ホツ、ソゲ、ニュウなどある場合がございます。

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