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P-157 古伊万里 KOIMARI 染錦 柘榴文 膾皿 5客セット

20,900円

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本体セット価格:¥19,000- <古伊万里 染錦 柘榴文 膾皿>  時 代:明治期 サイズ:口径 15.6cm 底径 10.3cm 高さ 4.8cm 状 態:柘榴文 (ざくろもん) の膾皿 (なますざら) 5客揃いです。5客ともホツやニューなどはなく、良好な美品です。サイズにそれぞれ多少の誤差があります。 アメリカの女性画家ジョージア・オキーフ(1887-1986) は、独特の感性で風景や花、動物の骨を好んで描きました。彼女には、よくアメリカモダニズムの母というタイトルが着せられます。彼女の描く花はやや抽象的な花弁に加えて、『オシベとメシベ』をモチーフとして表した作品が見受けられます。一方、古伊万里における意匠には植物、動物、風景、器物など様々なモチーフが取り上げられていますが、とりわけ、植物には種々雑多な樹木や草花が登場します。 こちらの膾皿 (なますざら)の見込み周りには、『籠の中の花』と『オシベとメシベ』を表したと思われる二種類の図が描かれています。特に後者は、オキーフが描く『花』のイメージとも通じるところがありそうな感じです。『花』を追求すれば、当然の流れとしてその核となる『オシベとメシベ』のイメージ表現にも辿り着くのでしょう。 古伊万里の絵師たちも、優れた観察眼、色彩感、想像力とで『花』に取り組み、それを古伊万里の絢爛たる錦絵意匠に構成しました。オキーフの描写と明治期の古伊万里意匠とは時代的に重なることはありますが、オキーフが古伊万里に接したと想像するのは、いささか考えすぎのような気がしないでもありません。ただ、オキーフは現代アートの草間彌生氏(くさま やよい)の滞米時代をサポートしたという話がありますから、ことによったら草間氏を介して古伊万里に接する機会があったやもしれませんし、なかったやもしれません。オキーフが逝去してから35年経った今、それを確かめる術はありません。 ※ 古伊万里などの商品は手作りによる骨董品のため、カタチのゆがみ、色のむら、ホツ、ソゲ、ニュウ、スレなどある場合がございます。

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