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C-202 古伊万里 KOIMARI 色絵 孟宗 筍掘り文 覗猪口

4,290円

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本体価格:¥3,900- 在庫:3点 <色絵 筍掘り文 覗猪口> 時 代:明治期 およそのサイズ:口径 4.3cm 底径 3.3cm 高さ 4.4cm 状 態:二体共にピンホールが二、三箇所見受けられます。例えば上段、一番左の画像では、人物の右膝のところに一つあり、それと同じようなピンホールが胴体側面の他の箇所でも見受けられます。もう一方の覗きには、見込み面にピンホールが二つ三つ見られます。評価材料として、いずれもマイナーなもので、覗き猪口としては、極めて良好と言えます。両方ともホツやニュウなどはなく、座りも安定しています。 図案はこの色絵覗き猪口とは異なりますが、染付の雪中筍掘り(タケノコほり)の蕎麦猪口と覗き猪口が、18世紀の後半、天明期ごろに焼かれています。最近では『孟宗 (もうそう)の筍掘り』は、あまり耳にすることはないとは言え、ひと昔前までは、親孝行の代名詞のように語られてきたようです。筍堀りの話は、中国、三国時代、呉の国の孟宗という孝行息子の話です。 病に伏している母親が「筍を食べたい」と言うので、孟宗は笠と蓑(みの)をまとい、雪が降りしきる中、竹藪に向かいました。どう考えても真冬に筍が生えている筈がありません。しかし孟宗が天に向かって祈り、涙ながらに雪を掻き分け、土を掘ると、なんと、辺りの雪が瞬時に溶け、筍が何本もニョキニョキ生えてきました。孟宗は掘り上げた筍を家に持ち帰り、それで暖かい汁物を作り母に食べさせました。すると、母の病は癒え、天寿を全うすることが出来たということです。人々は、孟宗の母想いが天に通じたからだと考え、以来その竹を孟宗竹と呼ぶようになったというお話です。 出典は中国の元の時代(1271~1368)、郭居敬の『二十四孝』という書物で、謂わば、『中国古今の親孝行者・ベスト24』というものです。因みにウキペディアの『二十四孝』(にじゅうしこう)1-14 孟宗には、浮世絵師の歌川国芳(うたがわ くによし)が描いた孟宗を見ることが出来ます。 ※古伊万里などの商品は手作りによる骨董品のため、カタチのゆがみ、色のむら、ホツ、ソゲ、ニュウなどある場合がございます。

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